今回のテーマは「熱中症対策」です。
いろいろなところで注意喚起されているにもかかわらず、それでもなお全国で7/4~7/10の一週間で5,744人が緊急搬送されています。(総務省消防庁発表)
重症化すると命にかかわる熱中症。自分は大丈夫!と過信せずに、熱中症について再確認しましょう!
💡熱中症とは
熱中症とは、気温や湿度が高い環境に、体が体温の調節ができなくなることで発症する症状のことです。
人の体は、血管を広げて体内の熱を外に出したり、汗をかいて蒸発させることで体温の急激な上昇を防いでいます。しかし、気温と湿度が高い場合、汗が蒸発されず体内に熱がたまり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節ができなくなります。これが原因で熱中症を発症します。
💡主な症状と応急処置について
暑く湿度が高い日が続いており、熱中症を発症しやすい環境になっています。万が一の時のために、熱中症の症状を確認しておきましょう。
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかきかたがおかしい(大量発汗など)
- 体温が高くなる、皮膚が赤く乾いている
- 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 自分で水分補給ができない など
上記のいずれかの症状が出た場合の応急処置については、下記ページをご確認ください。
・参照 一般財団法人日本気象協会 「応急処置のポイント」
URL📎 https://www.netsuzero.jp/learning/le03
応急処置をしても症状に改善が見られない場合は、躊躇せずに救急車を呼びましょう!
💡熱中症対策
◎こまめに水分補給をする
喉が渇く前に水分補給をしましょう!スポーツドリンクなら水分以外にも必要な塩分やミネラルを摂取できますよ。
◎塩分補給をする
水分と塩分のバランスが大切なため、ほどよく塩分補給もしましょう!ただし、過剰摂取はNGです!
◎暑さを避ける
エアコンで室温調節、涼しい服装をするなど、暑さを調整しましょう。最近流行りの「携帯用扇風機」も便利ですが、使用方法には注意が必要です。
・参照 NITE「携帯用扇風機「1.損傷したバッテリーが破裂」」
URL📎 https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/2021062401.html
30度を超える日がしばらく続きます・・・熱中症対策を忘れずに今年の夏も楽しく過ごしましょう!
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